保育園の3月はとにかく忙しい。
なぜかというと、
春休みがないのに、年度末のシメをしながら、新年度の準備をしなければならないからだ。
ひと昔前までは、新入児の面接は4月1日に行い、慣らし保育も2日から始めれば良かったり、子どもの少ない土曜日に全員出勤して、一気にクラス移動していた。
現在は、面接は3月中の土曜日に済ませるため、4月1日から慣らし保育が始まる。クラス移動も3月最後の週の平日に行う。
そのため、いつもの様に生活しながら、個人シールの貼り替えなどの準備をしておいて、クラス移動の日の子どもたちが昼寝をしている間に、ロッカー、カゴ類、歯ブラシ立て、靴入れなどを全て新年度のクラスで生活できる様にしなくてはならないのだ。
歯ブラシ立ては100円ショップのワサビなどのチューブ立て(6本入るもの)を毎年愛用していたり、うわばき入れは市販でちょうど良い物がなく、毎年牛乳パックで手作りしている。
子どもの靴は小さく、置き場所も限られており、何よりもうわばきが避難ぐつにもなるので、とっさの時に持ち運びができる様にひもも付けなくてはならない。市販の物でちょうど良い物があるならば、教えていただきたい。
昨年も今年もうわばき入れつくりの担当になった。たかが、うわばきが入れなのだが、意外に大変なのだ。段取りはこうだ。
- 現在使っているうわばき入れは、来年も使えるか?
- 使える場合は、幼児は人数も変わらず、そのまま使える。
- 乳児は0歳児と1歳児の混合クラスがあったり、人数もクラスごとで違うため、調整が必要。
- 各クラス現在のうわばき入れの色(各学年毎カラー帽子の色)、何人分あるか調べ、来年度のクラスへどのクラスの物を使い、どの色がいくつ足りないかを出して、作り始めなくてはならない。
- 給食さんへ牛乳パックを取っておいてもらうよう、発注。
- 材料の準備
- 分かりやすい表にして、パートさんにも手伝ってもらう。
意外な所でロジカルシンキングを使う機会を得た。
フレームワークで細分化して、表にして分かりやすくして、誰が見ても分かるように作ったので、パートさんにも手伝ってもらい、無事あと少しで出来上がる。
クラスの準備もほぼ整った。あとは、月曜日のクラス移動を待つばかりだ。