先週の宮神輿渡御の際、娘が巫女さんになった。
12年に一回、町内会に回ってくる巫女さん役。貴重な体験なのでお引き受けした。
神輿渡御の1週間前、着付けの練習をした。
借りた衣装は、
- 白衣
- 袴
- 千早(ちはや)
- 簪(かんざし)
- 草履(ぞうり)
の5点だ。
着付けは思ったよりも簡単だった。
①白衣を着る
②袴を履く
・前から先に腰紐を後ろに回して蝶結びをする。
・後ろのフックを先ほど結わいた紐に引っかける。
腰紐を一度前で交差させて、一周させて前で蝶結びする。その時、紐の一方を交差させた下を通す。
・袴が履けました。
・千早を羽織り、ひもを結わく。その時、普通の蝶結びだとすぐに取れてしまうので、両端を輪っかにして、固結びをするとよい。重なりが右上にならないよう、気をつける。
・髪型は後ろに低めのポニーテール。
・榊(さかき)を持って出来上がり。
年齢は決まっていないようだが、残暑の強い陽射しの中、かなりの距離を歩くので、小学低学年では厳しく、小学高学年〜中学生が毎回巫女さんになっているよう。
子どもがちょうど良い年齢(小学5年生)で巫女さんの当番が回ってきたことはとても運が良かった。隣で一緒に歩いているお友だちは中学1年生。部活があって、一度は断ったようだ。
我が家もそうだが、本人が巫女さんをすごくやりたがった訳ではない。どちらかと言うと、親の方が、子どもの巫女さん姿が見たくて、頼んだ形だ。
隣のお友だちとは歳は2つ違いだが、背の高さは同じくらい。でも、歩く姿がまったく違う。
見られているという意識の違いなのか、集中力や体力の差なのか、5年生の我が子はダラダラ歩いたり、神主さんを抜かしそうになるほど早く歩いたりするので、ヒヤヒヤした。
娘にとっても、親にとっても、夏の良い思い出となった。